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波に乗る!?トレンドフォローの考え方とスイングトレード入門

トレードの王道は何だと思いますか?
それは何といっても、トレンドフォローです。
ただ一口にトレンドフォローといっても、どの時間軸のトレンドをフォローするのか?よくわかっていない人も多いように思います。
今回はトレンドフォローにまつわる名言集と共に、トレンドフォロー理論に基づいたスイングトレードの考え方などを紹介します。

それでは奥深い投資の王道トレンドフォローの世界を見ていきましょう。

トレンドフォローとスイングトレードの考え方

投資の王道はトレンドフォローという事は、少しトレードを始めている方なら誰でも知っているかもしれません。
反対の言葉に「逆張りは破産への道」という言葉もあります。

トレンドフォローに有効な投資スタイルは?

はじめに結論をいうと、トレンドフォローは、スキャルピングやデイトレではあまり意味がありません。
日本人に逆張りが多い理由は、スキャルピングやデイトレをしている層が多いからだろうとも思います。
トレンドフォローが通用するトレードスタイルは、スイングトレードのみといっても過言ではありません。
スイングトレードにおいては、トレンドフォローの考え方を理解していなければ、ほぼ勝てません。
ということで、前置きが長くなりましたが、これよりスイングトレードの考え方がよくわかる名言集を紹介していきます。
今回紹介する名言集は、トレンドフォロー大全という書籍からの引用と私個人の見解とが混ざっています。
ものすごく長く読みにくい本ですが、良い言葉が詰まっています。

トレンドフォローの基本的考え方とは?

まずはじめに、トレンドフォローの基本的な考え方を紹介します。

トレンドフォローの大前提とも言うべき、言葉があります。

値動きは完全にランダムではなく、一定の長期トレンドに従って動く。

つまり、この考えの上にトレンドフォロー理論は成り立っています。

さらに、このような言葉もあります。

自分の望む方向に流れを変える力が無いのならば、「流れに身を任せる」方が理に適っている。

ほとんどの人は、テスラのイーロン・マスクのように大富豪ではありません。

 

 

イーロン・マスクなら相場を動かす力はあるでしょうが、私たちにはありません。
だからこそトレンドについていくわけです。

値動きが順行している場合はポジションを放置し、値動きがある程度逆行したら解消する。

これは、ものすごく当たり前のことのように思えるでしょうが、意外と出来ていない人が多いことです。
よくある間違いは、たとえば買いでエントリーしていた場合、かなり上昇していきレジスタンスラインまで到達した場合などです。
まだ価格は落ちていないのに、自分が想定したレジスタンスラインまで来たときに売ってしまう人は多いのではないでしょうか?
この場合でも、まだ逆行していないのですからポジションを解消する必要はないのですが、勝手な思い込み、前回紹介した分析への幻想から小さい利益で手仕舞っているわけです。

 

https://fxpolice.net/suishodama/

 

 

次に、それでもこの意味がわからない方に、このことを指摘する言葉を紹介します。

我々は市場のトレンドを予想するのではない。見つけるのだ。

それでもわからないのなら、この言葉で気づいてください。

あなたが何を考えているのかなど問題ではない。重要なのは市場がどう動いているかである。

ここまで言えばわかってもらえたでしょうか?

トレンドフォローは市場の動きに乗り続けることです。
つまり波を見つけたら、「波に乗り続ける」ことであり、波が続いている間は「もう波がなくなる」と勝手に判断せず、本当に波が収まるまで乗り続けることです。

トレンドは友人だ。それが方向転換して終わるまでは。

そういうことです。

ここまでで基本的なトレンドフォローの考え方がわかったと思います。

次に、実戦的なトレンドフォローの考え方を紹介します。

実戦的なトレンドフォローの考え方とは?

トレンドフォローの考え方でエントリーしても、たまに迷う時が出てきます。
そんなスイングトレード中の迷いを断ち切る言葉を紹介します。

長期トレンドが発生している時の一時的(1日単位)での上げ下げは、安く買いたいor高く売りたいという投資家の一時的な上昇or下落である。
上昇している相場を下落トレンドにしたい、又は、下降している相場を上昇トレンドにしたいと思う投資家はいない。

スイングトレードでエントリーしていれば、1日単位での上げ下げは結構あります。
たまに迷う時も出てきます。
この前の6月のメジャーSQの時のように予想以上に大きく上昇した時は、自分の判断を疑うかもしれません。

 

https://fxpolice.net/6gatusqgo/

 

「もう下落トレンド終わったか?」とかですね。
そのような時に、この言葉を思い出してみてください。
このことを頭に叩き込むと、小さなことで動揺せず、そして小さな利益ではなく大きな利益が取れるようになってきます。

もう一つ重要なのは、スイングトレードといっても永遠にポジションを持っておくわけではありません。
どこかで決済しないと利益は発生しません。
次に、このようなスイングトレードにおける利確と損切のタイミングを紹介します。

トレンドフォローの利確と損切タイミングとは?

スイングトレードは、トレンドフォローの考え方に基づきエントリーしています。
その為、決済のタイミングはトレンドの終了した時となるわけです。
ただ、中々、どこでトレンドが終わるのかはわかりにくいでしょう。
このような時に参考になる言葉を紹介しましょう。

理論的にはトレンドフォロワーが大きな損失を被ることはほとんどない。なぜなら市場が逆行した時には損切りするかドテンするからだ。

ドテンというのは、今度は逆にエントリーすることを言います。
このように考えると、もし仮にトレンドが終了したとしても、トレンドフォローであれば、損失は最小限に済みます。
とにかく気楽に、大きな利を狙う、というのがトレンドフォローの醍醐味です。

トレンドフォローではトレンドの底で仕掛けることはできないし、トレンドの天井で手仕舞う事もできない。だから目標額もない。その日に市場が動かなかったらどうするのだ?

デイトレやスキャルピングをしている人は、多分、1日当たりの目標額などがあるのかもしれません。
しかし、トレンドフォロー理論に基づきトレードを行なうスイングトレーダーには目標額はありません。
取れるだけ取ります。
だからといって底も天井も気にしていません。
底や天井を気にすると判断に迷うのが常です。
相場の格言に、こういうものもあります。

頭と尻尾はくれてやれ。

魚に例えると、身の部分だけですね。
頭と尻尾にも多少身が残っているのでしょうが、そこを食べようとすると面倒くさいじゃないですか。
そういうことです。

まとめ

今回は、トレンドフォローの考え方を紹介しました。

長らくトレードをやっていると、いつのまにか大半のトレーダーはトレンドフォロー理論に基づいたスイングトレードを採用する傾向にあります。
銀行などのディーラーも基本スイングトレードです。
理由は簡単です。
損失は少なく、利が大きく、日々の値動きに左右されず疲れないからです。

最後に、この言葉を紹介して、終わりにします。

必ず起こることに対して、いつ起こるのかを知る必要はない。