- 投資がうまい人と下手な人、何がこれを分けるのか
- 投資の結果を変えるための
投資で自由に賢くいきる「Clever」では、僕が億投資家や億トレーダーから直接教えてもらった投資の知識をアウトプットしていきます。ぜひ、興味がある記事を自由に読んでいただければと思います。
上手い人と下手な人を比較してみる
上手い人 | 下手な人 |
●●工業 +30% | ●●工業 +5% |
●●物産 △2% | ●●物産 △20% |
●●証券 +40% | ●●証券 △10% |
●●HD +15% | ●●HD +4% |
●●自動車 △5% | ●●自動車 △25% |
●●不動産 △30% |
簡単に言うと、うまい人はプラスになっている銘柄が多くて、マイナスがあるにしてもそのマイナスの率が小さい傾向にあって、下手な人はマイナス数が多く、かつ価格が少しの下げではなく”騰落”しているものが多い。さらには、プラスがあったとしても、非常に金額が小さく、ポートフォリオが割と散らかっている傾向があります。
これ、実は右と左で、基本的には同じ銘柄に投資しています。
ところが、その成果については、同じ人銘柄でうまい人がプラスになっているのに対して、下手な人はマイナスが多いという、なぜかこういう状況になってしまいます。
一体何がその違いを分けているのでしょうか?
行動によって結果の差が大きく表れる
上がっている株をどんどん買って、割とすぐ売ってっていうことを繰り返して儲けましょうというのが、短期投資。
一方で長期投資は、買ってそのまま持ち続けるということですから、安く買って高く売ることが定石とされているので、基本的にはより安く買った方がいい。
株式投資は、基本的にはトレンドフォローで長期保有するのが有利の投資商品です。だからこそ上手い人は、とにかく安くなるのを待ってから買うという人が多い。
一方で下手な人は、ジャンピングキャッチをしてしまっている。つまり、株価が上がったときに勝っているということです。
そういった人に伝えたい内容としては、
「最初で株を買う価格は、実はそんなに重要じゃない」
ということです。
上手い人が、1発目を買ってからさらに下がったときに何をするのかというと、上手い人は買い増しのチャンスを常に探っています。
下がったから、下がったとがっかりするんじゃなくて、株価下がったけれども、企業の業績が特にどうこうでないなら、ただ相場要因で株価が一時的に動いただけ。むしろ、より良い銘柄が安い価格で買えるチャンスがきた!と虎視眈眈に考えています。
1回の球でなく、平均価格を調整して利益をつくる
冒頭の表にもありました、同じ銘柄で上昇率の差が出る。あるいは、下落率の差が出てしまっている理由が、ナンピン買いによって購入単価を下げているからこそ、この違いが出ています。
一方、下手な人は株価が下がったときに何をしているのかというと、一つは「放置」です。塩漬けも何も見たくないよということで、もうほっといているっていうケースこれが非常に多いです。
人は本能的に損失の確定(痛み)を嫌がるという本能があって、痛みを受けるぐらいなら将来の希望にかけて放置塩漬けしておいた方がいいだろうという風に考えて、もう何もしないという答えを出す人が多いです。 |
だから、株価が下がっているのにそもそも株価見たくないと思って、安く買おうともしないんですね。
また、もっとひどいパターンでいうと、「下がったからもう駄目だ・・・こんなの見てやってらんない」ということで、テキトーに売ってしまう人もいます。ただでさえ、ジャンピングキャッチの高値掴みをしていて、それを安売りしていたら、それは勝てませんよね。