- 実践で使うにあたって大切な順張りと逆張りの定義づけ
投資で自由に賢くいきる「Clever」では、僕が億投資家や億トレーダーから直接教えてもらった投資の知識をアウトプットしていきます。ぜひ、興味がある記事を自由に読んでいただければと思います。
FXにおける順張りと逆張りの定義とは
一般的な順張りと逆張りの定義
■順張り(じゅんばり)
投資スタンスの1つで、チャートをみて明らかに陽線が強く価格が上昇しているときには「買いエントリー」を行い、反対にチャートをみて明らかに陰線が強く価格が下落しているときには「売りエントリー」を行い、トレンドにしたがってトレードをすることをいいます。
■逆張り (ぎゃくばり)
先ほどの順張りのトレードと「反対のトレード」を行うことを逆張りと言います。なので、チャートをみて明らかに陽線が強く価格が上昇しているときには、そろそろ価格が下がると予想をして「売りエントリー」を行い、反対にチャートをみて明らかに陰線が強く価格が下落しているときには、そろそろ価格が上がると様相をしてい「買いエントリー」を行うことをいいます。
この文章を読んで、順張りと逆張りがどういうものかは何となく分かるのですが、では実際にチャートを見たとき、現在の価格から買いエントリーを行う行為は、果たして「順張り?」「逆張り?」一体どちらなのでしょうか。

驚くことにこのあたりの具体的な定義づけを説明してくれている本やメディアを僕は見たことがありません。なので、僕は自分の多くの失敗から「あ~これが順張りか。」と失敗から自分の中の定義を作りました。
では、僕がトレードで使っている順張りと逆張りの定義を説明していきます。
専業トレーダーが定義した順張りと逆張りとは
実際にチャート画像を見ながら説明した方がしっくりくると思いますので、まずはこちらのチャートを見てください。

日足では下落しているように見えて、4時間足では上昇しているように見えますよね。それもそのはず。
- 4時間足では上昇トレンド
- 日足では下落トレンド
なんですから、そのように見えるのは当たり前です。
では、「多くの買いが集まって価格が上昇しているときに買うのが順張り」と先ほどの説明にはありましたが、果たしてこれは順張りになるのでしょうか。 |
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なんとも言いづらくないでしょうか?
それもそのはず。実は、順張りと逆張りと定義づけるにあたって、大事な条件が決定的に不足しています。それは、
どの時間足をみて、どこまでの価格の値幅を取るのか
実際にFXトレードをする際には、どの時間足を上位として環境認識を行い、どの時間足でエントリータイミングを図り、上位足のどこまでの値幅を取りに行くのか決めておく必要があります。
先ほどの例で言いますと、

僕は、日足を上位足、4時間足をエントリータイミングを図る足と決めた。そうすると、日足は黄色の波形のように下落していることがわかる。となると、価格が上昇してきて下落に切り替わりそうだなというタイミングを4時間足で図って「売りエントリー」をしよう。
こうすることで、下落基調だった日足を見ながら売るという行為を行っているので、「日足の」順張りトレードをしていることになります。
反対に4時間足を上位足として、1時間足をエントリー足とした場合に「買いエントリー」を行えば「4時間足の順張りトレード」をしていることになります。
つまり、順張りなのか逆張りなのかを考える際には、必ず「〇時間足の」という言葉を付けていくようにしましょう。
まとめ
- 順張りか逆張りなのかを定義するには、まず自分がどの時間足を上位足とみているのかを決めて、その時間足のトレンドを把握する
- その次にエントリー足で上位足のトレンドに沿う方向にエントリーを行う
- そうすることで、○○足の順張りトレードを行うと言える
この記事では、順張りと逆張りをどのように利益に変えるのか解説していますので、ぜひあわせてご覧くださいね!
